黄檗の人物紹介

真柴豆腐店の味のあるキャラクターを書いてくれました。
人形劇の会マアル
墨絵家・神門康子先生~ごうどやすこ~
1954年 京都生まれ。
日吉ケ丘高校美術コース(現・銅駝美術工芸高等学校)卒業後、人形劇団京芸に入団。
退団後、墨で絵を描きはじめる。
主な出演作品
猫は生きている じっさまのおんどり
おしいれのぼうけん いたずらラッコのロッコ
神門やすこさんは「少年」のような人だと思う。
年上の女性にこう言うのは失礼かもしれない。
神門さんは、道で私の運転する軽トラを見つけると、濁りのない笑顔で、手を頭の上まであげて振ってくれる。
それに対して、私はぎこちない笑顔で会釈してると思う。
ある日思わず「あー、ごうどちゃんみたいな人になりたい!」と声に出てしまった。
ここだけの話、私たち夫婦の間では神門さんを「ごうどちゃん」と呼んでいる。
声が聞こえたみたいだ。かずみさんこっちを見てる。珍しく真面目な顔だ。
「私もー」と返事が返ってきた。文:貴
真柴豆腐店の豆腐をご利用いただいているお店紹介
手作りカレーの店 朱(レッド)
米大好きな店長が贈る、日本人の味覚に潜在レベルに訴えかけるカレー♪
京都伏見産ヒノヒカリ、こんなに美味しいお米が、近くにあったとは…。
真柴豆腐店の豆腐を使ったコラボメニューもスタート
店名 | 手作りカレーの店 朱(レッド) |
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住所 | 〒611-0041 京都府宇治市槇島町三十五56番地6 M'sビル1F |
TEL | 0774-26-7834 |
営業時間 | 11:00~15:00、18:00~21:00 |
定休日 | 月曜日・第二火曜日 |
レッドさんのカレーと市販のカレーの大きな違いは「スパイスの香り」だと思う。
「スパイシー」とか「香りがいい」では、ちょっと言い足らない。
例えるなら、合奏で各楽器の音が邪魔しあうことなく聞こえ、耳から脳に伝わる感じ。
そう!香りが鼻から脳に伝わる感じだ。
食べなれてないので、正直最初は違和感を覚えた。
「音楽だと思って食べて下さい」そう最初に言ってくれたらよかったのに。
でも、そんなカレー屋はかなり胡散臭い。ましてやレッドさんだ。

この小瓶を持つとなぜか悪い顔になるレッドさん
恐る恐るレッドさんにスパイスのことを聞くと、
まずレッドカレーのコンセプト「日本人の味覚に潜在レベルに訴えかけるカレー♪」
の要所として、牛筋出汁の返しに醤油を最大限使いたかったとのこと。
そうすると、最初20種類以上使っていたスパイスでは合わなくなり、試行錯誤の末、現在の17種の配合でピッタリきたとのこと。

カウンター席の後ろに並ぶスパイス
いつもふざけているが、実は職人?いや違う。
スパイスはやはり音楽的だ。そう思う。
曲(コンセプト)に合わせて演奏をまとめ上げていく「コンダクター(指揮者)」を想像させる。
といってもスパイスド素人の私には具体的なことは分からない。
なので、吹奏楽アニメ「響けユーフォニアム」と重ねて妄想してみる。
「何ですかこれは?」
レッドの大将は演奏を途中でとめた。
「ここはコリアンダー※さん一人でやってください」
コリアンダーと同じパートを吹いていたクミン※が演奏から外された。
クミンの目から涙が落ちる。
「美味くなりたい・・・美味くなりたい・・・」
「クミンさん・・」
大将は、厳しさを残しつつ優しく言った。
「あなたの出来ますという言葉を、私は忘れていませんよ」
※「コリアンダー」「クミン」ともスパイスの名前
何だこりゃ?
これが妄想ではなく現実ならレッドさんに弟子入りする!いや!させて下さい!
しかし・・中途半端にスパイスをかじると、苦くて辛いだけが現実だろう。
カレーはカレー屋。豆腐は豆腐屋だ。
さて、
まだまだ伸びしろある38歳!「若きスパイスコンダクター」レッド・・・
なんかかっこよく書きすぎて、ちょっと腹が立ってきた・・そんなに若くもないし・・
まだまだ伸びしろある38歳!
「奥さんチョー若いスパイスコンダクター 改 香辛料まとめ係」
レッドさんの今後にも期待です!
文:貴
レッドさんのカレー。好きです!
文:かずみ